長野市西和田の『いはらピアノ教室』のブログ

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からだを使ってピアノを弾くといいことがたくさん♪

こんにちは、『いはらピアノ教室』のいはらまおこです。

ピアノを弾くというと、手や指を速く沢山動かさなきゃ!という感じがしますが、

からだ全体を使って弾くのがとても大事です。

手首をはじめ、腕や上半身、腹筋も使います。

弾くときに腕に力が入ってしまうYちゃん。

手だけじゃなく、肘も固まってしまいます。

とくに速い部分が出てくると、

腕がこわばってしまう生徒さんは多いです。

一度力が入ってしまうと抜くのは大変・・・!

曲の一部分ですが、肩から腕を楽にして、

上腕(肘より上の腕)を使って鍵盤に重みをかける練習をしました。

肩から腕を通って重みがぐいーーんと鍵盤に乗る感じ。

そして重みがかかった分、抜けていきます。

このときの上腕の動きが大事です。

この練習の前は、全く上腕が動いていなかったYちゃん。

練習をやったあとの演奏は、ガラリと変わりました!

スラーの表情や強弱のメリハリがつき、

そのあとのスケールも流れるように美しくなりました。

Yちゃんも実感したようで、

ぱっと嬉しそうな顔で「上手になった!うれしい!!」と言ってくれました。

思い通りに弾けると嬉しいよね♪

からだの使い方で音色や音量、弾きやすさやテクニックも違ってきます。

私自身も研究の毎日。

本当にちょっとからだの使い方を変えるだけで、見違えるように変わります。

それが嬉しいし、楽しい。

「やった!」が増えるレッスンにしたいなぁといつも思っています。